睡眠時無呼吸と脳卒中

睡眠時無呼吸症候群の診療に注力し、脳卒中を予防します

 最近は睡眠時無呼吸の認知度が高まりつつあります。睡眠時無呼吸は脳卒中だけでなく頭痛のリスクファクターでもありますから、パートナーや友人に「いびきがうるさい」「睡眠時呼吸が止まっている」などと指摘された方、運転中や仕事中に「眠気が気になる」「集中力が落ちた」という症状が気になる方は、是非当院で検査を受けて下さい。検査は苦痛の少ない簡単な検査になります。1晩睡眠中に装着し検査結果を分析し診断します。睡眠時無呼吸症候群と診断された方の治療にはCPAPというマスク式呼吸装置を使用します。専門家がマスク選びやマスクフィッティング、呼吸装置の空気流量などを調節致します。また、CPAPの有効性を毎月データで解析し、空気流量の調節や指導を行うことになります。

どうしてCPAPで無呼吸が改善するの?

睡眠時無呼吸 CPAP療法

睡眠時無呼吸症候群の95%を占めると言われている「閉塞型睡眠時無呼吸」は、舌の落ち込みや、のどや首回りの脂肪により空気の通り道である「気道」が塞がれることによって呼吸が弱くなったり、停止する病気です。

CPAPは、マスクから空気を送り込むことによって、塞がっている気道を広げ呼吸が出来るように改善をします。

睡眠時無呼吸症候群の合併症

睡眠時無呼吸症候群の合併症

SASの定義・重症度について

睡眠中に10秒以上呼吸が止まることを「無呼吸」といい、呼吸が浅くなることを「低呼吸」といいます。

SASの定義は、一晩(7時間)の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上起こるか、睡眠1時間当たりの無呼吸や低呼吸が5回以上の場合を言います。

また睡眠1時間あたりの無呼吸と低呼吸の合計をAHI(無呼吸低呼吸指数)と呼び、この指数によって重症度を分類します。

無呼吸低呼吸指数(AHI)

※重症度や原因に応じた治療法が選択されます。




睡眠時無呼吸の治療機器
VS2500

VS2500

ホルター記録器